屋外でなく「2階に逃げる」も=災害時避難で調査会設置へ−中央防災会議(時事通信)

 政府の中央防災会議(会長・鳩山由紀夫首相)は21日、水害や津波が発生した場合の住民らの具体的な避難のあり方について、検討に乗り出すことを決めた。今年度中に専門調査会を設置する。災害対策基本法により、これまでは屋外退去が避難の前提となっているが、「家の2階に逃げる」ことなど、見直しを含め検討する方針だ。
 昨夏は、局地的に大雨が降る「ゲリラ豪雨」が多発。8月の台風9号による豪雨では、兵庫県佐用町で18人が死亡、2人が行方不明になった。同町では、指定の避難場所に向かう途中に濁流にのまれて犠牲になったケースもあった。
 こうした状況を踏まえ、調査会は、集中豪雨など避難時間が限られる時は住宅の2階に避難することの有効性や、避難場所を地震、水害など災害別に分けること、高齢者などの要援護者の避難方法について検討する。 

【関連ニュース】
時事ドットコム天気予報・関東甲信越の天気
時事ドットコム天気予報・東北地方の天気
時事ドットコム天気予報・北海道の天気
時事ドットコム天気予報・東海地方の天気
時事ドットコム天気予報・近畿地方の天気

国会審議踏まえ判断=高速新料金見直しで−鳩山首相(時事通信)
心励ます駅の書、作者は?渡航前に名前明かす(読売新聞)
平城遷都1300年祭スタッフ 戌亥バルバラさん 「歴史の素晴らしさ、知って」(産経新聞)
明石歩道橋事故 強制起訴へ異例の紆余曲折、JR脱線の議決も影響か(産経新聞)
「すべての役職を解く」―製薬協が田辺三菱を処分(医療介護CBニュース)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。