「黒い雨」由来の放射性物質、初めて確認(読売新聞)

 広島への原爆投下(1945年8月6日)直後に降った「黒い雨」に由来するとみられる放射性物質「セシウム137」を、広島大の星正治・原爆放射線医科学研究所教授らのグループが、広島市の民家床下の土壌から初めて確認した。

 雨が降った地域や、雨の強さは、国と市でそれぞれ異なる調査結果が出ており、星教授らは、今後の調査、分析で雨の実態解明が進む可能性があるとしている。

 過去の土壌調査では、50年代以降に海外で頻繁に行われた核実験による放射性物質と区別できなかったが、星教授らは45〜50年頃に建てられた民家の床下の土壌であれば、影響は受けていないと判断。約10軒の床下で土壌を調べたところ、国指定の降雨地域の2軒から、投下時に上空で発生した後、降り注いだとされる核分裂生成物の一つ、セシウム137を検出した。

 黒い雨が降った地域については、国が終戦直後の調査で、爆心地北西の長さ29キロ、幅15キロの楕円(だえん)状の範囲を指定。このうち長さ19キロ、幅11キロの「大雨」地域にいて、がんなどになった人を被爆者とし、健康管理手当を支給している。ただ、広島市のアンケートでは、より広範に大雨が降ったとの証言も多い。

【いま、語る関西人国記】梅南鋼材社長 堂上勝己さん(58)(5)(産経新聞)
男性胸切られ死亡=車に助け要請、殺人で捜査−福島県警(時事通信)
<障害者自立支援給付>新宿区が「65歳以上認めず」の内規(毎日新聞)
羽生が勝ち1勝1敗=将棋王将戦(時事通信)
「幹事長辞任」に「証人喚問」 主要新聞こぞって小沢氏に厳しい論調(J-CASTニュース)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。